※このシリーズは私自身の体験をもとに書いています。記憶があいまいな部分もあるので、年齢や時期に多少の誤差があるかもしれません。ご了承くださいね。
漢方を続けていたけれど、生理前後のしんどさはなかなか消えませんでした。
体が重くて、眠くて、PMSは辛い。
仕事中に集中できず、自分を責めてしまう日もありました。
そんなとき、婦人科の先生から「ピルを試してみましょうか?」と提案を受けました。
最初は正直、怖かったです。
💊ピルを飲むうえで感じたリスク
ピルにはいくつか注意点があります。
一番心配だったのは血栓症(けっせんしょう)のリスク。
私は家族性高コレステロール血症があるので、もともと血栓ができやすい体質。
医師にも「その点だけはしっかり定期的に検査を」と言われていました。
他にも、
- 飲み忘れないようにするプレッシャー(毎日同じ時間に飲む必要がある)
- 飲み始めの副作用(少しの吐き気や頭の重さ)
このあたりが不安でした。
ただ、実際に飲み始めてみると、最初の2〜3か月で体が慣れていきました。
仕事に支障が出るほどの不調はなかったです。
🌸ピルを飲んだ結果、感じた変化
ピルを続けるうちに、体にも肌にもいろんな変化がありました。
メリット
- ニキビがなくなって、肌がもちもちに
- 毛穴が小さくなって、皮脂のベタつきが落ち着いた
- 経血の量が安定して、生理痛が軽くなった
- 周期のずれはなかったけれど、毎回“ぴったり同じ日”に来るようになった
- 生理が3〜4日でスッと終わるように
体が軽くなり、気分も落ち着いて、
「生理ってこんなに穏やかに過ごせるんだ」と思えるようになりました。
デメリット
- 毎日きっちり飲み忘れないようにするのが大変
- 定期通院と血液検査の手間がある
- 「血栓症のリスクがある」と意識するのが少し怖い
医師の言葉を信じて続けてはいたけれど、
どこかで「薬を飲み続けている自分」に不安を感じていた時期もありました。
🌼それでも当時の私は、「今の自分に必要なサポート」としてピルを選んでよかったと思っています。
次回は、ピルをやめることにした理由と、その後の体の変化について書いていきます。

