HSP夫婦で行く大菩薩嶺|アクセス・バス酔い・トイレ情報までリアルに紹介 🏔️

旅行ブログ

はじめに|HSP夫婦が“大菩薩嶺”を選んだ理由 🌿

「静かな山で、富士山の絶景が見たい」
そんな気持ちから、私たちHSP夫婦は 2025年9月27日(土) に大菩薩嶺(だいぼさつれい)へ登ってきました。

数週間前にSNSで見た「稜線からの富士山の景色」が忘れられず、
“人混みのない山で、穏やかに自然を感じたい”という気持ちが強くなったのがきっかけ。

大菩薩嶺 雷岩から見る富士山
大菩薩嶺 雷岩から見る富士山
出典:写真AC
大菩薩嶺から見る日本アルプス
大菩薩嶺から見る日本アルプス
出典:写真AC

天気はあいにくの曇り☁️でしたが、上から眺める菩薩湖と稜線の景色は最高でした!✨
静けさとやわらかな光に包まれた登山は、HSP夫婦の私たちにとってまさに心のリセット時間でした。


大菩薩嶺の基本情報 📌

  • 場所:山梨県甲州市
  • 標高:2,057m
  • 登山口:上日川峠(標高 約1,600m)
  • 高低差:約450m(福ちゃん荘から雷岩までは比較的急登)
  • 所要時間:往復 約4〜5時間
  • 難易度:初心者〜中級者向け(危険箇所ほぼなし)
  • 特徴:稜線から富士山や南アルプスを望む開放的な景色が魅力

🗓 訪れた日:2025年9月27日(土)
⛅️ 天気:曇り(気温 約17℃)
🚶‍♀️ 混雑状況:登山やトレイルをする人は多かったですが、登山道は比較的広くすれ違うにも十分な余裕がありました。

登山初心者や体力に不安のあるHSPさんでも、休憩を挟みながらゆっくり歩けるコースです😊


アクセス方法(電車🚃+バス🚌のリアル体験)

電車:新宿 → 甲斐大和駅(約2時間)

新宿からはJR中央線快速・高尾行きに乗り、
高尾駅で中央本線・甲府方面行き(普通列車)に乗り換えます。

🚉 モデルルート例
新宿(6:00頃発)→ 高尾(6:53着/7:00発)→ 甲斐大和(8:03着)
※時間帯によっては直通もあります。Suica・PASMOなどICカード利用OK。

朝の時間帯は比較的空いていて、静かな車内でゆったり過ごせました。
高尾を過ぎると、窓の外の景色が一気に山の緑に変わっていきます🌿
その変化を眺めているだけで、少しずつ心が整っていく感覚がありました。

📍 ルート地図はこちら
👉 Googleマップで「新宿駅 → 甲斐大和駅」のルートを見る

バス:甲斐大和駅 → 上日川峠(約40分)

甲斐大和駅の改札を出てすぐのロータリーから、
登山口「上日川峠」行きのバスが出ています🚌

🕗 乗車時刻目安:8:10発 → 8:51上日川峠着
💰 運賃:片道 1,020円(現金のみ)
🚫 SuicaやPASMOなどの交通系ICカードは使用不可。
事前に小銭または千円札を準備しておくと安心です。

車内は登山のみ。直行で行く方と途中下車をする方でバスを分けている様子でした。
山道でカーブが多いので、私は酔い止め必須でした。前方席+外の景色を眺めながら深呼吸が酔い防止に◎

乗車する人が多く補助席も利用して満席のバスでした😭
上り電車が先に到着していたため、私たちは補助席に乗ることに。
揺れる上、話すこともできないので酔わないか本当に心配でした。
緊張からからものすごく疲れました😵💦

心配な人は1つ前の電車で到着し、待ち時間があったとしても前方の席を確保することをおすすめします。


登山ルートと行程記録(標準コースタイム) 🚶‍♀️🚶‍♂️

上日川峠(ロッジ長兵衛)〜福ちゃん荘(約10分)

バスを降りた瞬間、澄んだ空気と静けさ。とても涼しかったです。
上日川峠にはロッジ長兵衛があり、こちらでお土産や軽食を食べることができます


トイレを済ませ、軽くストレッチをしてから出発。
10分ほどで「福ちゃん荘」へ到着。
こちらにもトイレ・売店・ベンチがあります🌿

福ちゃん荘〜雷岩(約1時間20分)

緩やかな登りを歩き、唐松尾根に差し掛かると少し急登になってきます。
曇りでしたので予想通りガスってますが、大菩薩湖が見えました。
石もゴロゴロしているのできちんとした登山靴があるとよいです🥾
道幅が広く、他の登山者とも距離を保ちながら自分のペースで歩けました。


11:00ごろ雷岩に到着🤗
完全に眺望は期待できませんでしたが、達成感がありました!
ここで行動食を食べて小休憩🥭

休憩をとっているとまさかの子鹿に会うことができました!📸
疲れが一気に吹き飛びました✊✨

雷岩〜大菩薩嶺〜雷岩(約20分)

ここから本来であれば雷岩から大菩薩嶺に行き、同じルートを帰ってこようと思っていたのですが、ガスっていて眺望は望めなかったのでこのまま大菩薩峠・介山荘を目指すことにしました。

雷岩〜大菩薩峠・介山荘(約30分)

景色は悪かったですが、稜線を歩きながら下る道は、風が心地よく開放的。
介山荘手前の「親不知頭」にて約40分ほどお昼休憩をとりました🍙

12:30ごろ介山荘に到着。
売店、トイレがあり、こちらで小休憩。
トイレはぼっとんトイレでしたが匂いもなく大変綺麗でした🚽
メンテナンスしてくださる方に感謝です☺️

介山荘〜福ちゃん荘〜上日川峠(約1時間)

ここからの下山はゆるやかで安心です。
帰り道は落ち葉の香りが心地よく、足取りも軽く。
13:30に上日川峠バス停へ戻りました🚌

行きのバスが補助席で個人的には辛かったので早めにバス停に帰り並んで待とうと思いました。
二番目にバスの列に並んだところ、ちょうど団体客がいたため、臨時便で13:40発でバスを出していただけました。
帰りは一番前の席に座り、また補助席も使わなかったので緊張せずに甲斐大和駅まで帰ってくることができました。


HSP夫婦的「安心・不安ポイント」💡

安心ポイント

  • トイレ🚽:出発地点のロッジ長兵衛、福ちゃん荘、介山荘と3つもあり!
  • 休憩🍙 :雷岩や大菩薩峠、親不知頭に広いスペースあり、静かに座れる
  • 道🚶  :とても広く人が多くても歩きやすい

⚠️ 注意・対策

  • バス酔い:前方席+ミントタブレット🍬+酔い止め
  • 混雑  :バスの本数が限られているためどの時間に行ってもある程度人がいます
  • 服装  :登っているときは汗をかくため半袖でも問題なかったが、休憩中は風が冷たいので防寒着を🧥

下山後のおすすめスポット|やまと天目山温泉 ♨️

登山後の疲れを癒すなら、「やまと天目山温泉(やまとてんもくやまおんせん)」がおすすめ。
私たちは今回は立ち寄りませんでしたが、帰りのバスで途中下車が可能です。
静かで落ち着いた雰囲気なので、HSPさんにもぴったりの温泉です。

♨️ 基本情報

💧 温泉の特徴

  • 泉質:アルカリ性単純泉(10.2Ph)で、日本でも数少ない高アルカリ性のお湯が肌をつるつるに。
  • 効果:神経痛、筋肉痛、関節痛、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
  • 標高1000mの深山にあるやまと天目山温泉。焼山沢の渓流の自然にふれながら、ココロもカラダもゆったりと
  • くつろげる温泉です。春の新緑、秋の紅葉、また冬には雪景色と、四季折々の美しい自然を存分に楽しめます。

🍽 ご飯・食事処

館内に軽食コーナーがあり、
甲斐大和名物が食べられる食事処「天目」鶏もつ、定食などのご当地グルメが味わえます🍴

🚌 アクセス

  • バス:「上日川峠」→「やまと天目山温泉」下車(約25分)
  • 電車:甲斐大和駅からタクシーで約7分
  • 駐車場:無料(約40台)

下山後に途中下車して立ち寄る登山客も多く、静かでゆったりした空気が流れる温泉です。
混雑が苦手なHSPさんにも安心のローカル温泉♨️


参考スケジュール ⏰(私たちの実際の行程)

時間内容
8:03甲斐大和駅 到着
8:10バス出発(甲斐大和駅 → 上日川峠)
8:51上日川峠 到着(トイレ・ストレッチ・朝ごはん)
9:20登山開始
9:40福ちゃん荘 到着
11:00雷岩 到着(絶景ポイント)
11:00〜11:40昼休憩(40分ほど)🍙
12:30大菩薩峠・介山荘 到着
13:10福ちゃん荘 戻り
13:30上日川峠バス停 到着
13:30臨時便予定の14:00発バスは混雑のため臨時便が出発🚌✨

行動時間:約4時間半。
小休憩+昼休憩をしっかり取りつつも、日帰りで余裕をもって楽しめました。


まとめ|高低差450mでも大満足の“やさしい百名山” ⛰️

大菩薩嶺は、静けさと景色のバランスが絶妙な山。
高低差は約450mで、無理せず自然と一体になれる登山が楽しめます。

下山後に立ち寄れる「やまと天目山温泉」も含めて、
“がんばらない登山+静かな温泉”という贅沢な一日が過ごせるルートでした🌿

曇り空でも、自然に包まれるやさしい時間。
HSP夫婦の私たちにとって、心と体がじんわり満たされる山旅になりました。

また次はバス酔いの対策をして天気の良い日に再チャレンジしたいと思います!✊✨